こんにちは〜
人財育成顧問の大石みわこです。
早速ですが、最近いくつか思うところがあって、「利己的と利他的」について、いろいろ考えています。
以前のブログでも書きましたが、結論を出すことが目的ではないので、まとまりのない文章になるかも知れません。(ゴメンなさい…)
皆さんは、考えたことがありますか?「利己的・利他的」について。
・利己的とは、自分の利益だけを追求しようとすること。
・利他的とは、自らの利益を犠牲にして、他の個体を助けようとすること。
私には、一つ疑問がありました。
例えば、ボランティアに参加したとします。
無給で働き、場合によっては交通費・宿泊費等を手出しすることもあります。
これは、自分の利益を犠牲にして、困っている人を助けようとしている訳だから、完全なる利他的行動だと思います。
しかし、よく考えてみたら「誰かの役にたてるなんて、立派!そして今、自分も役に立っている!嬉しい!」とか「ボランティアに参加してる人って素晴らしい。ってことは、今の自分素晴らしー!誇らしいー!」っていう、自己承認欲求を満たす行為であると考えることもできます。(もちろん、いろいろな考え方があるので、全員が該当するとは言えませんが…)
ちなみに、このような承認欲求を満たす行為を、心理学的には「報酬」と言うそうです。
と言うことは、一見すると利他的な行動に見えても、よくよく突き詰めてみたら、全て利己的な判断に基づくものなんだと言えるのではないかと考えました。
確かに、いろいろな記事や本を読むと、「have to」よりも「want to」! なんて書いてあります。
つまり(利他的な観点から)「しなければならない事」よりも(利己的な観点から)「したい事」の方が、モチベーションが高い状態で取り組むことができ、持続し、結果として効果をあげるし、本人のストレスも少ないどころか、満足感を感じられる、というので、オススメということらしいです。
さらに「have to」でやったことは、見返りを求めがちになり、思った見返りがないと、逆にストレスになったり、攻撃的になるとも言われています。
私は常々、「自分の本心を知る」ということが大切だと言ってきましたが、時には自分の下した判断について、利己的な判断なのか利他的な判断なのか?(=have toなのか、want toなのか)分からなくなる事があります。
皆さんの意見も聞いてみたい。
自分の行動や、その決断を「have to」なのか「want to」なのか、意識できていますか?
どんな時にhave toで、どんな時にwant toなのですか?また結果に違いはありますか?
ではまた、次回!
人財育成顧問 大石みわこ