こんにちは
人財育成顧問の大石みわこです。
より良い人間関係を築くためには(仕事関係でも、恋愛関係でも)、本音で話すことは必要ですよね。
それに、本音で話せた方が、自分自身も生きやすいと思います。
しかし、本音で話すって少し難しい部分があるようです。
ある人からの相談です・・・
「人と本音で話すって、どういうことでしょうか。
自分の本音が、ネガティブ(怒っているとか、悔しいとか、納得いかないとか)の場合、 そんな本音を言ってしまうと拒絶されそうな気がします。言っていい空気じゃない気がします。だからいつも、本音ではなく場の空気を読んだ発言をしてしまいます。」
という事でした。
皆さんにも同じような経験はありますか?そんな時に、上手く本音を伝えられていますか?
今回のブログでは、本音を話すコツを書いてみたいと思います。
例えば、相談にあった「怒っている」とか「悔しい」とか「納得いかない」というのは『感情』ですね。
この感情を、素直に話すこと=本音で話すではない、というのがポイントです。
(怒ってる時に、「私は、怒ってるぞー」っていうのは、本音で話しているのではないという事です。)
感情は、自分が感じたことを表現するための手段であって、本音そのものではありません。
では本音とは何か?というと、『感情が沸き起こった元となる考え方』のことです。
怒った時には、「なぜ、腹が立ったのか?」を考えてみましょう。そこには、自分自身の考え方や価値観があります。
本当は○○してくれると期待していたから、とか
相手を信頼していたから、とか
社会人なら〇〇じゃないといけない、とか
人として〇〇してはいけない、とか
↑この部分を話せば、より本音に近い会話をすることが出来ますし、やはり誤解も少なくなります。
ただし、お互いの考え方や価値観をぶつけ合うのが目的ではなく、知ることが目的!です。
知ることで、良い人間関係を築いてくための道筋を探る助けになるでしょう。
(自分の考え方や価値観は大切です。でも、同様に相手の考え方や価値観も尊重しましょう。どうしても相容れないのなら、無理して人間関係を築く必要はないとは思いますが。)
人それぞれで、みんな違う。でも、だから面白い。
私はそう思います。
では、また次回。
人財育成顧問
大石みわこ
