【大川の(夢)日記】夏だけど全然怖くない話と慢心した話

お疲れさまです、大川です。

 

相変わらず暑いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私はブログを書いて、

自分、大丈夫でっから!(ドヤ顔)を決めていたら、

その週に熱中症でぶっ倒れました。

お騒がせしました、皆さんもまじで慢心せず気をつけてください(°_°)

 

で、今回のブログタイトルですが、

最近私の周りであった不思議なことを書こうと思います。

怖い話って書くと期待持たれるので、

怖くないにしました。

実際くだらない話なので、話半分で読んでください。

 

最近の夜は、雨も降って涼しかったり、

特段何も変わらず暑かったりと、

過ごしやすいのかそうでないか分からないような気温ですよね。

これを書いてる今日の夜の気温はそこそこ暑めでしょうか。

※大川比

 

数日前、その日は割と暑い夜。

少し残業が伸びて、外でご飯を済ませていたこともあり帰ったのは22時ちょっと前でした。

家に帰って、適当に色々やって、

ここ数日は知り合いに借りたペルソナ5をいい感じの所まで進めて寝るっていうのが

日課になっているのですが、

その日はなかなか切り上げられず、1時を回ってしまいました。

さすがにそろそろ寝たい。

眠気まなこに戦闘シーンに入って、

あ、これ倒したら寝れそうと思ったところで BGMになにか雑音が入るんです。

ペルソナ5の戦闘BGMって、やったことある人はわかると思うんですけど、

めちゃめちゃオシャレなんですよ。

そのオシャレなBGMに、私が連打するコントローラーのボタン音と

画面の向こう側のアクションの物理攻撃、魔法攻撃の音とは別の、

カカカカ、カカカカという音が聞こえるんです。

さすがに気持ち悪くて、

私はゲームの音量を下げてから少しその場で耳を澄ませました。

そのカカカカって音は、常に聞こえるわけじゃないんです。

数分ごとだったり、数十秒後とかだったり、 とても不規則でした。

少なくともこの部屋ではなく、

じゃあ隣の部屋かと思ってちょっと壁に耳とか当ててみても、どうも違う。

玄関の方から聞こえるんです。

 

いやいやいや、さすがに。

 

鍵は閉めた? チェーン閉めてた? 台所の洗面器の水はちゃんと最後まできつく閉めたよね? お隣さんとかここの階の人こんな遅く帰ってくることほぼないよね?

とか。

そういう良くないことを想定する情報が、

疾風のごとく頭の中を駆け巡りました。

 

その間も、不定期に カカカカ、カカカカってなにかを削るような音が、

やっぱりドアの方から聞こえてきます。

そこで、また嫌なことを思い出しました。

 

1週間前くらい、女友達が、

自分の部屋のドアについているポストを 真夜中、

それも今日と同じくらいの時間に 誰かに覗かれていたみたいで、

次の日に警察に行ったり大家さんに問い合わせたりして面倒だったよって話を思い出しました。

 

いやいやいやいや! さすがに、さすがに!

うちのドアにはポストはないし、

私の性質上ドアの鍵はちゃんとかけてるし、 大丈夫絶対大丈夫。(日々の功績と謎の確信)

 

それでも、カカカカ、カカカカって音は時折聞こえてきます。

私はとりあえず生唾を飲んで、

Twitterとdiscordを開いて、知り合いが何人か起きてることを確認して、

何かあったらすぐ電話できるように110の番号を押したまま意を決して玄関の方に行きました。

息と気配を殺して(るつもり)、

電気はついてるけどもう寝てますよーと心の中で呟きながら、

まず玄関のドアを確認。

 

大丈夫、ちゃんと鍵がかかってる。

回されてる音もしない。

それでも、ドアの奥でカカカカ、カカカカって音は聞こえます。

唯一、チェーンが外れていたので、

私は静かにチェーンをして、

さてここからどうすると少し考えました。

 

ひとまず、何かあっても部屋の中に侵入はされない。

大安心です。

ただ、音はやまない。

じゃあ、外には何があるのか。

ドアを開けずに確認する方法は2つ。

 

①ドアの覗き孔を覗くか。

②インターホンのカメラで確認するか。

 

すぐさま、私の中で脳内会議が開かれました。

提案①は、もう、もし人がいて目があったら最悪です。

多分その場で気絶します。

私はホラーが大の苦手です。

富士急ハイランドのゲゲゲの鬼太郎のお化け屋敷なんてとてもじゃないけど入れません。

二 度 と 入 り ま せ ん 。

そのくらいビビりです。

提案①は不可欠。異議なし。

脳内会議は即決で提案②になりました。

じゃあほんとに見る必要があるのか? と、

脳内会議に参加している私のひとりが言います。

何事も無かったように、ゲームを終わらせて眠ればいい。

でも、万が一、そこに人がいたとしたら、

私はその顔を、うまくすればインターホンに残せて、警察に相談する時に手がかりになる。

寝れない夜になるかもしれないが、やるのかね。

またまたもう1人の私が問いかけます。

 

ビビってふて寝した時点で、負け。

真相は闇の中。

なら、死ぬ思いでカメラを起動して、

全容を映し出せ!

勝ち筋を逃すな!!

 

問いかけた私が、親指を立て微笑み、

脳内会議終了。

提案②は可決されました。

 

私は深呼吸をして、また息を殺して インターホンのカメラを起動!

いたらいたでその時だ!

 

真っ暗だった画面に、扉の向こう側の映像がバッと映ります。

 

運命の瞬間。

私は噛みちぎらない程度に舌を噛んで、

携帯を握りました。

 

 

ーーーー…………。

 

 

聞こえてくるのは、僅かに聞こえる虫の音。

時折吹く風の音。

カカカカ、カカカカという音はもうありません。

 

そして、外には誰もいませんでした。

ただ、いつも通りに外の街灯がカメラの端にちらっと見えるだけ。

何も変わりません。

私は、安心しすぎて携帯を落としそうになりました。

よかった。誰もいない。 音もしない。

何も無かった。何も無かった……。

マジでよかった。

何回もほっとしました。

 

ついには、こんな大袈裟に脳内会議まで開いて、

一体何をしているのかと呆れいる始末。

 

時間は有限で、特に寝る時間は大事です。

とりあえず、この戦闘が終わったら、

キリは良くないけど寝よう。 とにかく寝よう。

なんにもなかったのにほんとに疲れた。

 

そう思って、インターホンのカメラを閉じました。

 

その瞬間でした。

 

カカカカ、カカカカ、 キィ………………………………。

 

は? と思ったら、

ドアの鍵が、ゆっくりと動きました。

まるで、時計の針を直すために ネジを回して合わせるように、

ドアのロックがゆっくりと動きました。

 

目が釘付けで動けません。 手も足もも出ません。

 

ただ、頭の中で、 あ、これは死んだかもしれない。

 

ただ、それだけがぽつりと思い浮かびました。

 

カチリ。

 

ドアのロックが、外れる音がしました。

気がついたら、チェーンもいつの間にか外れています。

 

寝とけばよかった。ごめん。

 

誰に謝罪してるのかもわからず、

ドアが空いた瞬間、私の記憶はそこで真っ暗になりました。

 

 

 

 

そして、飛び起きました。

部屋のど真ん中で、電気はつけっぱなし。

ゲームもつけっぱなし。なんなら戦闘中。

背中を持たれていた座椅子から、頭が落ちていました。

自分のいびきの音も一瞬聴き逃しませんでした。

 

時刻は朝の5時。

完全にやらかしました。

寝落ちた上に最悪な夢見でした。

 

でも、私は夢でよかったと安心して、

とりあえずゲームを止めて電気を消して、

明るくなった空の光を窓越しにぼうっと見つめて、

念の為、ドアの扉を確認しました。

 

 

最悪です。

 

ドアのロックが空いていました。

 

ただ、チェーンがちゃんとついていました。

 

冷や汗しか流れませんでしたが、

私はちゃんとロックをかけて、

二度寝をするためにベッドに入りました。

 

 

 

っていうことで、 夜でも昼でも扉はちゃんと閉めましょう。

5分くらいの時間を このブログに目を通して費やしてくださった方、

ありがとうございます。

怒らないでください。マジで気をつけてください。

 

また、ブログにデジャブを感じたそこのあなた、気のせいですよ。

 

それでは、また次の機会に!

 

※このブログはフィクションであり、筆者の夢と現実が織り交ざっているため、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。

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