感情を思い出すのは難しい。
私はブログを書くにあたり、日々感じたことをメモしておくのだが
大抵一言しか綴っていない為、後で読み返した時に内容が全然分からないのである。
その内の一つが
「近所の中学の卒業式があったようで、卒業生の学ランが土埃まみれだった」
というものだ。
もう過去の自分がそれを見て、どう思い、どう感じたのかが全く分からない。
最早、だからなんだ?の感想しか浮かばない。
鑑みるに、自分が中学の頃を思い出してノスタルジーに浸っていたのだろう。
斯く言う私も卒業式終わりに友人らとさんざめいていた。
沖縄の卒業式には、小麦粉をしこたまかけ合うという文化があるそうで
シーズンには学生に小麦粉を売らないよう、スーパー等では規制がかかるそうだ。
流石にそこまではっちゃけることはなかったが、そこそこ先生らには迷惑をかけた気がする。
当時考えていたこと、感じていたことというは、一言で表せば「若い」に尽きるが
その感性や感情は今の自分には無いように思えて、過去の自分が羨ましくもある。
日々の生活の中で、感性が鈍らないよう、常に磨いていきたいが
過去思ったことも大切だな、と思うので、今度からはメモはしっかり取ろう。