【カツオ日記】教習所であった、やなこと

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東京都新宿にある人材派遣会社、株式会社Preludeの芸能部所属カツオ。
社員の皆さんとあまり接点がなく、YOUTUBEでサカリバンと検索すると動画がでてくる、新宿のguで洋服を買って家で着てみたらオカマの水兵さんみたいになってしまった、洋服を買うたんびに何かしらのサプライズを起こす男。
彼はいったい何者なのか…その日常を綴ります。
毎週水曜日更新

 

 

32歳にして自動車の免許を取得したカツオです。

教習所通い出してから、

8カ月

かかりました。

 

社会人だからしょうがないよね、などと言う人もいますが、それだけの期間がかかってしまったのは、

なんかやだった

というのが最大の理由です。

 

行こうと思えば多分3カ月くらいでいけました。

 

カツオは3人兄弟の長男なのですが、弟二人は

それ(8カ月)以上

かかってます。

 

彼らもきっと、なんかやだな、と思って、行かない日々が続いてしまったのでしょう。

 

本当に、愚かな人たち、としか言いようがありません。

8カ月まではなんとなくOKかな?と思いますが、それ以上はちょっと何かがおかしいと思います。

 

 

 

それにしても、なにがそんな、なんかやだった、のか。

語らせてください。

 

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それは、初教習の時のことでした。

席に着いたらいきなり教官がイライラモード。車の発進、走行の手順を教えてもらいながら、隣の席から不穏な空気が漂ってきていました。

 

「はい。じゃあ代わって。」

 

さあ、はじめての運転!不穏な空気もなんのその!ワクワクドキドキがとまりません!

 

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なんて、車を動かしはじめたら、

 

「ほら視線どこ向けてんだよ!」

「す、すいません!」

 

いきなり鬼教官モード突入!こわいです!声デカイです!密室でこれはなかなかの恐怖です!

 

「ブレーキのタイミング考えろ!」

「すみません!」

 

恐過ぎて頭の中が真っ白しろで、無茶言うなよ、と小声でつぶやくことだけで精一杯です!

 

「スピード出すとこはちゃんと出せよ!」

「すみません!」

 

アクセルを全開にして全速力でどっかに激突して何もかも終わらせたい、という考えが浮かんできます!

 

「はい運転よくできてる!」

「すみません!」

 

咄嗟に謝ってしまいながらも、心の中ではこう思っていました。

 

 

 

 

 

 

”大好きっ!”

 

 

 

 

 

 

と。

 

 

 

もう、ジェットコースターのような展開です。

この流れで同性愛までも一瞬にして受け入れてしまっているワケですからね!

 

でもその時、カツオの眼は捉えてしまったのです。彼の左手薬指にキラリと光る、罪深き金色のリングを。

 

 

 

 

(・・・なんかやだ。)

 

 

 

この気持ちを8カ月引きずった、という、今日はそんな教習所での、甘酸っぱいお話でした。

 

 

 

 

 

 

これを信じるか信じないかは、あなた次第です。

信じてもいいし、信じなくてもいいです。

全然それは、本当にどっちでもいいと思います。

読んだ人がどう思うか、そこにこだわりたいし、あえてそこにこだわり過ぎな

 

 

~割愛しました~

 

 

おしまい

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