【カツオ日記】“アジアで負けない三流主義”という絶妙なタイトルに釣られて本を買ってみた

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東京都新宿にある営業、人材派遣会社、株式会社Preludeタイ王国特派員第一回ブログ大賞受賞者カツオ。
この度お世話になっていたPreludeを離れ、縁あって南国タイで働くことになった、パタヤの案内などめちゃめちゃするので、誰か遊びに来てくれませんかと思っている男。そんなカツオが一生懸命に書いているブログです

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三流。

カツオにとって非常に琴線に触れる言葉のひとつです。

ですから本屋でこのタイトルを見つけた瞬間には、全身に衝撃が走りました。

そんなわけでいわゆるジャケ買いをしてしまったこの本。

果たしてその内容とは?

 

2時間程で読み終えてしまうほど、読みやすく、主に筆者の半生を軸として記された自叙伝のような内容でした。

 

小学生のころからアルバイトをし、貧しい暮らしの中で家計を助けながら人生を奮闘してきた筆者。勉強する時間はなく、地元の工業高校を卒業し就職。

いわゆるエリートとは真逆の叩き上げルートを歩んできた筆者は、そういった境遇からどんな時でも希望を持ち、三流という境遇の中で培った特殊なハングリー精神で、失敗を繰り返しながらもアジアを股にかけて数多くの大成功を成し遂げて行きます。

現在63歳である筆者はいまだに三流経験を肥やしにし続け、さらには世の中に還元しています。

 

しかしこうも凄い人だとわかってくると、精神のねじ曲がったカツオは、この本が三流という名を語ったタイトル詐欺なのではないかと思えて仕方なくなってきてしまうのです。

されどこの本を読んでよかったと思いました。

このところ日本の若者が元気を失っているといわれています。

そういった若者とは裏腹に、元気の向かい所を誤って夕方のニュースになってしまう若者もいます。

筆者は言います。

今の日本には希望がないと。

そしてさらに筆者はこう言います。

希望ならアジアにあると。

 

この本を読んで思いがけずではありましたが、東南アジアの国、タイのシラチャで働く機会を得られたことは幸運であると感じました。

しかしながら、株式会社preludeもまた希望に満ち溢れた会社です。

とりとめなく色んな事に首を突っ込んできた自分が、いつも無意識のうちに希望のある環境を何より求めていたのだなあ、とこの本によって気付かされたのでした。

 

おしまい

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