【~いつ果てるとも分からぬこの人生の中において全力でオタクとして生きる者~大瀧記5日目】遊戯王から学んだこと、得たこと

このブログはタッキーこと大瀧の個人的なオタク活動を綴ったものです。

 

 

 

私が初めて遊戯王をしたのは小学生低学年の頃。

正に遊戯王が流行していたときだ。

私と同世代の人なら子供のころ一度は遊戯王をしたことはあるだろう。

しかし小学生の頃の遊びというのは廃れやすい。

1,2年したら新しい遊びへと移り変わる。

 

私もそうだった。

 

 

遊戯王を再開したのは高校のとき。

地元の友達数人と一緒にやろうと誘われてのことだった。

 

 

中学や高校生になると、小さい頃の遊びをまたやろうという流れのようなものがあるみたいだ。

地元の友達とは高校が別々なので学校帰りに地元で集まってやっていた。

最初の内は身内で遊ぶだけのコミュニケーションツールでしかなかった。

全員が同じくらいの実力、同じくらいの量のカードしかなかったから差がなかった。

故にとても面白かった。

そして次第にルールも覚えて色んなカードを持つようになって使い方を学んだ。

みんな一緒に強くなっていった。

 

 

そんな中、通っていた高校でも遊戯王をしているやつがいることが分かった。

当然そいつとも決闘(デュエル)した。

楽しかった。自分とそんなに変わらないくらいの強さだった。

それからというもの、学校でも遊戯王をよくするようになった。

 

 

この頃から地元の友達と会う機会が減り始めた。

だが私は高校の友達と遊戯王をしていたので決闘する場がなくなることはなかった。

 

 

高校の友達は非常に向上心が強く様々なデッキを作っては色んな戦術を試していた。

私もそれに感化されて多くのデッキを作っていった。

いつしか決闘の腕もかなり磨かれていった。

強くなることが楽しかった。

 

 

高校を卒業してからも別の遊戯王仲間ができて更に腕を磨いていった。

いつしか大会にも出るようになった。

結果を残すことは全くできなかったが、勝ち負けを競いあい、反省し研究をして次に活かして試行錯誤を繰り返す。

そうしていくことでどんどん強くなっていくことが実感できた。

 

 

大学時代はかなり本格的に大会での優勝を目指すようになっていた。

とにかく上を目指したい。そういう気持ちになっていた。

 

 

しかし卒論や就活で忙しくなった時期はさすがに遊戯王をしている余裕はなかった。

色々あって3年近くちゃんと決闘していなかっただろう。

 

 

だが就職して仕事も少しは安定してきた今、また本腰を入れて遊戯王の世界に身を置くときが来た。

大会に出て勝ちたい。その気持ちは今も変わらない。

嬉しいことにPreludeには私以外にも遊戯王をしている人がいるのだ。

共に切磋琢磨できる仲間がいることは本当にありがたい。

これからも勝つために努力していきたい。そう思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなったが、これが私の遊戯王との歩みだ。

私にとって遊戯王はもはやただのカードゲーム遊びではない。

そこには歴とした競技性がある。

それは完全にスポーツ、あるいは囲碁や将棋のようなものと同じものなのだ。

子供のときのように、単なる友達とのコミュニケーションツールではない。

勝ち負けを競い、勝ちに向かって努力したいと思える闘いの世界がそこにあるのだ。

私は昔からスポーツには興味がなかった。

マンガを読んだりするのが好きな内向的な人間だ。

そんな私にとって遊戯王という闘いの世界に身を置いたことは私に大きなものをくれた。

カードゲームは思考力がモノをいう。

論理的思考力や瞬間的な判断力、反省し改善を試みるというサイクルを行うこと、

流行りの戦術やカードを把握するための情報集能力、

デッキの構築能力やプレイング、ルールの把握、

相手の考えを読む洞察力・・・

遊戯王を通して私は様々な能力を身に着けた。

それは私が本来持っていなかった能力だった。

遊戯王に本気で取り組むことで得ることができたものだ。

そして何より大事なものは高みに向かって努力しようとする向上心だ。

強くなりたい。強さを競い合うその闘いそのものを楽しみたい。

勝っても負けても次の闘いのための肥やしとして自らに蓄える。

そういう心を私は遊戯王を通して得たのだ。

 

 

 

 

私にとって遊戯王とは人生における闘いの場そのものなのだ。

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