こんにちは、植元です!
今年の夏はコロナ禍になって初の
制限のない夏でしたね
私はコロナ前までは、毎年お盆は
父の実家である長崎に帰省していましたが
しばらく行けませんでした
ですが今年はどうしても夏の長崎には
帰りたかったので、制限がなくて助かりました!
というのも、夏の長崎には
とある伝統行事がありまして、
それが「精霊流し(しょうろうながし)」というものです
これはお盆の8/15に、その年の初盆の家族を
船に乗せて、極楽浄土のある西方におくるという行事
私は今年どうしてもこの行事で
船を流したくて、長崎に帰りたかったのです
一般的にイメージする「しょうろうながし」は
川や海に灯籠の船を流したり、
灯籠を空に浮かべたりだと思います
ですが長崎の精霊流しは一味違います
ざっくりいうと
車輪のついた船を、
道路で爆竹や花火を鳴らしながら
終着点まで流すもの
です笑
????ってなりますね笑
写真を見た方がわかりやすいので
過去に私の家で流したものがこちら
これは私の祖父と、親戚の祖母が
初盆だった時の自作船
自作だとこのくらいですが
業者に頼んで作ると
大人数人〜数十人で運ぶ規模の
大きなものになります笑
流してる様子はこちら
花火してますね〜笑
このように最後に賑やかに
そして元気に亡くなった方を送ることで
感謝と弔いの念を
精霊流しでまた伝えられる
そんな行事なのです
今年、私は中学生の頃から
一緒にいた家族の猫が初盆でした。
精霊流しは人に限らず
家族を送る行事なので、
また自作の船をみんなで作って流そう
ということで、今年は絶対に
この行事に参加したかったというわけです。
精霊流しをすると、
本当にこれでお別れだなぁという
気持ちにもなるのですが、
賑やかに送ることで不思議と
自分達も元気にお別れできるのです。
これが今回流した船
あっちでも元気にやれよ〜!
って、流しました笑
あと最後にこれだけ
他県の方は8/15に長崎の長崎市内に
来る場合は車の運転にご注意ください笑
なぜ車の運転かというと、
8/15の左車線は船が優先して通るので
車は避けなきゃいけません
そして船を流しながら爆竹鳴らすので
避けが甘いと車にめちゃ飛んできます笑
もちろん車に向かって投げつけることはなく
爆竹の飛び散る性能も相まってなので
当たったとしても故意ではないんですけどね
過去一長い記事になりましたが、
長崎市内にはこんな行事があるんだよ〜
ってことと、
8/15の長崎市内の車の運転は
お気をつけください
ってことを伝えたくて書きました
ここまでお付き合い頂きありがとうございました
ではまた次の記事で〜
おわり