ピコナット!
ひろきです。
私ファンタジー物が大好き大好きでたまらないのですが、ファンタジーの金字塔とも言える「ロード・オブ・ザ・リング」の新作ドラマシリーズ「力の指輪」が9月2日よりAmazonPrimeで配信されています。
それに合わせてなのか劇場版ロード・オブ・ザ・リングも配信中なので興味ある方は是非。
というわけで、今回は
私の独断と偏見で
劇場版のロード・オブ・ザ・リングでの有能ランキングを垂れ流します。
選定基準は強さではなく貢献度。
相変わらず、作品を履修済み前提の一方的に押し付けられるランキングです。
今回はネタバレ感もあるので現在進行形で見ている方は注意。
第5位 フロド・バギンズ
僕の逆張り精神発動。
指輪物語の主人公。常に指輪の魔力に抗い続けながら、生きては戻れないどころか遂行できるかも微妙な絶望の任務に一番に名乗り出たり、パルス・ガレンで指輪の仲間達に迷いが生じた時、一人で滅びの山まで行く決意をしたりと勇気と責任感の塊でまさに主人公らしい人。
しかし、彼に戦闘力を期待するのは酷とはいえあまりにも攻撃を受けすぎて、それをカバーする味方の負担はかなり大きいことと、指輪の魔力に侵食され続けているとはいえ、しばしば指輪の魔力に負け、余計な危機を招くシーンが多く、最後の最後でも誘惑に負けてしまう。
また、フロドに忠誠を尽くしてきたサムよりもスメアゴルを信じてしまいほぼ終わりかけるなど、中盤以降ほぼサムの足枷となり色々と常にギリギリだったのを考慮してこの順位。
第3位 アラゴルン二世
凄まじい血筋の男。さかのぼれば何千年というレベルの家系。
指輪の仲間結成前、フロド含むホビット4人を裂け谷まで導く。ガンダルフがやれよという話ではあるが彼は忙しいので...。
アラゴルンがいてもナズグルによってフロドは負傷、呪いにかかってしまうので、彼がいなければこの道中でホビットは全滅、指輪は奪われていて物語最序盤で詰んでいたのであまりにもその功績は大きい。
また、ペレンノール野の合戦でも死者の軍勢を味方につけ援軍として駆けつけ戦局を変えるというほぼ詰みかけていた戦局を逆転した。
また、最終局面フロドが滅びの山にたどり着くまでの間、モルドールの主力を引き付ける陽動を立案、実行するなどその存在はかなり大きい。
ちなみに第3部「王の帰還」とはアラゴルンのこと。
第3位 ガンダルフ
魔法使いなのに魔法を使っての戦いはしてくれず、剣と杖を使ってのゴリゴリの近接戦闘をする。
魔法を使って戦うというよりはその知力をもってして戦局を俯瞰し味方を導くという役割が多い。
活躍としては、ここは断じて通さん!と角笛城の戦いでほぼローハンが負けるギリギリのところで援軍を間に合わせる、ミナスティリス戦でもローハンの軍が駆けつけるまで持ちこたえさせた。
彼がいなければ詰んでいたという場面があまりに多く、ランクイン。
ミスランディルはシンダール語で「灰色の放浪者」という意味。彼の別名みたいな感じ。白くなるが。
番外編 戦闘力最強
純粋な戦闘力のみで考えたら作中最強はレゴラスかエオウィン。
作中無傷な上、象を一人で撃破したりなど単騎で戦局を変えかねない凄まじい強さのレゴラス、メリーの援護があったとはいえ中つ国に倒せる男は存在しないとまで言われているアングマールの魔王を倒し切ったエオウィンのどちらかが最強。
第2位 スメアゴル
逆張り精神で高順位に。
フロドとサムを滅びの山まで導いた。
フロド達は道を知らないのでスメアゴルがいなかったら任務の遂行はほぼ無理だったこと。
途中フロドを裏切り、フロドは死にかけほぼ詰みかけたということを考慮しても、最終局面でフロドは指輪の誘惑に負けて火口に指輪を投げられなかったので、結果的には指輪を奪って一緒に火口に落ちたスメアゴルが火口に投げ入れたことになる。
そういった意味では最後の最後まで役割を持ち続け任務を遂行したのは彼なのでランクイン。
第1位 サムワイズ・ギャムジー
忠義の漢。漢の中の漢。
フロドの従者として最後の最後まで付き従い支え続けた。
フロドが一人で行くと決意した時、それに勘づき単身追いかけ、スメアゴルを常に疑い続け、フロドに捨てられ置いていかれて尚忠誠を尽くす。
フロドがスメアゴルに裏切られ蜘蛛に襲われ毒針を刺され麻痺していた時も蜘蛛に立ち向かう。フロドが死んだと思い自分が指輪を運ぼうという機転の利かせ方。オークに連れ去られたフロドを単身救出に向かう。滅びの山の火口直前で力尽きて動けなくなったフロドを背負って運ぶ。フロドが壊れそうになるたびにその精神を引き戻すなど、彼がいなければ確実に途中で終わっているレベルの存在。
ということで堂々の1位に。
とはいえこの作品、指輪の仲間たち全員に何かしらの見せ場があります。
裂け谷でフロドと一緒に滅びの山に行くと言った時点で全員勇者。