東京都新宿にある人材派遣会社、株式会社Preludeの芸能部所属カツオ。
社員の皆さんとあまり接点がなく、J:COM港新宿局コミュニティーチャンネル『明朗会計サカリバンNEO』に出演している、クリスマスイルミネーションが大好きで、毎年必ず都内のスポットを巡っている男(一人で)。彼はいったい何者なのか…その日常を綴ります。
毎週水曜日更新
先日J:COM港新宿局の忘年会に行ってきました。
南青山のオシャレな会場で忘年会。
オッシーと一緒に現地に少し早く行って、場所を確認しました。
なんかもう、入り口に着いただけでワクワク!
楽しい時間の始まりを予感していました。
ていうかそもそも、社員でもなんでもないカツオは何故参加してもよいのでしょうか?
サカリバンとしての盛り上げをするのかと思ってオッシーに確認してみたところ、
「ネタやる」
と、突然言いだしたので、ちゃんとした説明を求めました。
どうやら先月、ジェイコムの社員でもあるオッシーが、局長から忘年会で何か出し物をやってみないか?と言われたらしく、
「じゃあ、カツオとコントやります。」
と返事をした、とのことなのです。
早く言って!!
そういう事!!
我々は元々10年前までコンビを組んでお笑いをやっていたのです。
その時にやっていたコントをやるために、僕はこの日、この忘年会に招待されていたのです。
ただ普通に楽しみにしていた忘年会が、突然地獄のような緊張の場へと変化してしまいました。
話変わってくる、とは、まさにこういう状況のことなのかと思いました。
急いで練習です!
10年前とはいえ、練習を入れたら1000回以上はやっているネタ。
すぐに形にはなってきました。
そんな中オッシーがふとカツオにこんな疑問を投げかけてきました。
「これ、つまんなくない?」
その瞬間、
もうどうでもいいや!
と思って、頭がイッてしまいました。
そして無事、本番を迎えたのです。
客席には約70人。
その中で、目をらんらんと輝かせた豊田ディレクターと田村ディレクターが、悪い顔でニコニコしているのがすぐにわかりました。
サカリバンをいつも編集してくれている豊田ディレクターは、元々はバリバリの漫才師。
ルミネやNGKで爆笑を掻っ攫っていたかつての勇姿を、僕は生では知らないながらもテレビで憧れながら見ていたので、終わった後一体何を言われるだろうとすごく嫌な気持ちになっていました。
そんなこんなで。
コントやりーの。
サカリバン局長レッドが出現しーの。
実力不足で局長を全く処理できず変な感じになりーの。
告白しーの。
キスしーの(男同士)。
こうして無事、出番が終了したのです。
結局、手ごたえは何もなかったものの、豊田ディレクターが終始真剣な目で見ていて恐かったものの、やってよかった、と思いました。
そもそも、自分たちで自信を持って作ったものですからね。
それをまたこうして人に見てもらえたことが、すごく楽しかったなと、なんというか新鮮な気持ちになりました。
そして次にもっと面白いと思えるものができたら、またどこかで出来たらいいなと、サカリバンもそんなプラス思考でこれからはやっていこうと、思ったのでした。
なんだかんだで結局三次会までやって終電逃して朝帰り。
少し早いですが、今年は色々ありながらも、本当にいい一年だったなと思いました。
二次会にて。
カツオの横で笑っている、豊田ディレクター。
次に舞台に上がるのは、もしかしたら、この二人なのかもしれません。
おしまい