Buenas tardes!
ひろきです
今回はラムネの話
グミだの飴だのガムだのと色々なお菓子があるけれど私はラムネが好きだ。
幼かりし時、祖母の家でなんか食べるものはないかと物色しているとなにやら包み紙に包まれた、白い錠剤にしてはでかすぎる何かを見つけた。
なんとなしに食べてみる。
口に含んだ瞬間に口の中で溶けフワッと広がる甘い味。
ただ甘いと言ってもグミや飴、チョコのような甘ったるい甘さではなく爽やか甘さ。
まるで、雲一つない秋空の下、暑くなくそれでいて寒くもない心地良い風のような。
なんだこれは!
ラムネとの初の出会いだった。
話は変わるが幼少期は当然お菓子を自分で買えるお金を持っていない。だから、親に買ってもらうしかない。親の買い物についていって買ってもらう。それしかない。
だが、我が家ではお菓子は100円までというルールがあった。
もはや呪いのような物だ。100円までしか買えない呪い。
話は戻るがあの包み紙に入ったラムネ。大概、アソートという表現であってるかわからないが、袋詰めなのだ。
そして、その手の袋詰めのお菓子というのは100円では買えない。
つまり、ラムネ君とは長い間お別れだったのだ。
とはならず、凄まじい相棒と出会った。
某お菓子メーカーのラムネ瓶を模した容器のお菓子。40年以上も愛され続けてる伝説のラムネ。
当時は60円くらいで100円内でそれを買ってしまうと残りが40円と他に何かを買おうにも微妙な金額が残るので手を出せずにいた。
だが、私は遂に買い物カゴの中に放り込んだのだ!
あぁ、またあの風味を愉しめる。
夕飯が食えなくなったってかまうものか。一心不乱だ。
家に着くのも待ちきれず、帰りの車の中で口の中に含んだ。
最高だ。これ以外の言葉は必要ない。
それ以来私はこのラムネの虜だ。
遠足には必ず持っていった。
高校の帰り道に買って食べた。
大学時代も食べていた。
二日酔いも防げるらしい。飲み会のお供でもあった。
もちろん自分で自由に使えるお金を持った時、アソートタイプのラムネも買った。
もう、自分で自由にあの味を楽しめるのだ。なんと嬉しいことか!
その時、私は最強だった。最強になったのだ。
そんな伝説の存在が更なる進化を遂げた。
2018年以降、それは市場に姿を見せる。
大粒ラムネとして。
それを見た瞬間は衝撃だった。化け物を見たかのようだ。もちろんいい意味で。
形は違えどあのお馴染みの色。一目見てあのラムネの兄弟商品だと分かる。
当然、即買った。
あぁ、やはり素晴らしい。
語彙力の無さが悔やまれる。
発売一か月で年間発売予定量を全部売り切ってしまったらしい。値段は税抜100円ととてもリーズナブル。それでいて内容量がそこそこ多いのも嬉しい。
ラムネ瓶の形状ではなく、袋型のパッケージで鞄の中でもかさばらない。チャック付で保存もできてしまう。
大人向けラムネというキャッチコピーもまさにその通り。仕事中に頭回らないときは簡単に糖分補給。
皆さんもぜひいかがか。