【社長日記】労使協議

こんにちは

 

今回は経営者としての私の認識を公言します。

 

 

同一労働同一賃金の法改正が4月に迫り、各社は対応に追われていることと思います。

この法律はざっくり「同じ仕事をしている人には、差別なく同等の賃金を支払いましょう」というものです。

今回の法改正では、「派遣先均等・均衡方式」と「労使協定方式」のどちらかを選択します。

現実的に大半の会社が「労使協定方式」で対応することになるかと思います。

当社も「労使協定方式」を採用し、先日厳正な選出の結果、労使代表を選出しました。

 

 

労使、労働組合などと聞くと、経営との対立構造をイメージする人が多いと思います。

現実的には対立構造が多いのは事実だと思います。

 

ここから私の認識です。

労使、労働組合ということは、もちろん例外はありますが「働いてくれている社員」で構成されています。

株主へは最大限の配慮をするのに、「働いてくれている社員」で構成される組織と対立する理屈は受け入れられません。

特に当社のような中小企業の両輪は「株主と経営」ではなく、「社員と経営」のように思います。

社員が経営と同じ目線で議論できるということは、社員の視野が広まり、視座が高くなることだと思っています。

当社のような若い会社であれば尚更、そういった議論のできる社員を増やしていくことが、会社の強さにつながっていきます。

労使代表に任せるのではなく、社員一同協力してほしいなと影ながら思っています。

最後に

労働組合の結成時に「祝辞」を述べた故松下幸之助氏はやっぱり好きです。

 

おしまい

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代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役

1988年1月7日生まれ 新潟県出身

9歳から1年間父親の仕事でアメリカへ、現地の小学校に放り込まれ英語を習得。

大学受験で2浪するも合格できないことが肌でわかり、逃げるように12月末、友人に誘われ岐阜県、下呂温泉で仲居さんへ。

たくさんの経営者に応援してもらい、お客様に良いものを広げたい、と独立を決意。
メンタルを鍛えるために営業会社に入社、最年少で営業部長へ昇格。
3カ月の海外放浪を経て26歳で独立。

34歳になった現在、会社は9期目に入り社員一丸となって挑戦を続けている。

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