【社長日記】米中貿易から、あらためて考える「敬意」

こんにちは

 

いい機会なので、文章にしてみました。

 

ニュースや紙面では、連日、米中貿易の話題を目にします。

報道では大手企業の動向が多いですが、占める影響範囲の力の大きさでいえば、中小企業への影響は大手の比ではありません。

商売の大部分をファーウェイ関係に納入していた中国含め、もちろん日本の小さな下請け企業は倒産してしまうところもあると思います。

小さい企業ながらも頑張っていた経営者、それを支えていた技術者、家族を養っているお父さん、お母さん、たくさんの人が職を失います。

 

私達経営者は、普段汗を流して一生懸命に働いてくれている人たちが、安心して生活できるように経営をする必要があります。

リスク分散とよく言いますが、ひとつのクライアントが倒れた時に、共倒れにならないよう、会社はいくつか収益の柱を持つべきです。

頑張って働いてくれている人たちも、そんな会社を支えようと頑張ってくれます。

 

持ちつ持たれつの日本の風習が、以前は日本を支えていました。

 

 

個人事業主になって、利害のみで働く、お金が稼げる、ということも一面必要ではありますが、少し考えてみたいと思います。

 

トヨタの社長が「終身雇用にはインセンティブがあまりに少ない」と発言し、話題になりました。

セブンイレブンのオーナー問題も話題になりました。

 

海外資本主義の良い所だけを真似して、形だけ整えた反動だと思います。

利害だけでなく、人間の本質で仕事をしていきたい。

 

個人の利しか考えないようではいけません。

そして当然会社は働いてくれる人たちの生活の向上から逃げてはいけません。

 

 

なにが良い悪いということではなく、日々考え続けることが大切だと思います。

 

まだ5月なのに30度を超える暑い中、外回りをしてくれている社員がたくさんいます。

そんな人たちと、支えてくれている人たちで会社は支えられています。

ありがとうございます。

 

お互いに敬意をもって、夏を乗り越えたいです。

おしまい
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役

1988年1月7日生まれ 新潟県出身

9歳から1年間父親の仕事でアメリカへ、現地の小学校に放り込まれ英語を習得。

大学受験で2浪するも合格できないことが肌でわかり、逃げるように12月末、友人に誘われ岐阜県、下呂温泉で仲居さんへ。

たくさんの経営者に応援してもらい、お客様に良いものを広げたい、と独立を決意。
メンタルを鍛えるために営業会社に入社、最年少で営業部長へ昇格。
3カ月の海外放浪を経て26歳で独立。

34歳になった現在、会社は9期目に入り社員一丸となって挑戦を続けている。

こんな記事も書いています

RELATED