5Gがいよいよ世界では始まり、数年で技術の進歩が劇的に進みます。
水面下で行われてきた攻防がいよいよ佳境に入る中、私たちは時代に負けないよう成長できているのでしょうか。
先日アップルとクアルコム(半導体世界一位)が訴訟問題を取り下げ、和解しました。
開発が遅れていたiphoneの5Gも、具体的になっていくことと思います。
これを受けて米インテルが、5G対応スマホの半導体分野からの撤退を表明しました。
「収益化の明確な道筋がない」からとのことです。
素人にはわかりませんが、インテルが即断で撤退するのだから、新規参入はよほど難しい分野なのだと思います。
「選択と集中」はやることを決めると同時に「やらないことを決める」ことでもあります。
インテルが撤退したように、各企業には戦略があります。
大きな企業が戦略に沿って実行していることを、私達が肌で感じることができるのは、5~10年くらいのタイムラグがあるように感じます。
今までは、緩やかに変化する時代に、ついてきた人たちも、5Gになれば1,2年で社会が変わってしまい、ついてこられない人たちが増えていきます。
私達が支援している通信業界の営業においても、ここ数年でサービス、金額、環境など一気に変革が起こります。
もちろんIoT(モノがインターネットにつながり、相互に制御する仕組み全般の概念)の分野でも、新しいサービスがどんどん生まれてきます。
良いサービスであっても、高齢化していく日本では、その浸透には時間がかかります。
営業の担い手である私たちが、変化する時代の橋渡しをできる、ということはとても楽しいことだと思います。
もちろん目標や数字を追うことは必要ですが、そこを目的にするよりも、お客さんが便利になる、喜んでもらえる提案がいつもできると、営業はもっと楽しくなります。
そのためにも日々の情報収集は大切にしていきたいです。
私達も、「やらないことを決め」、より良いサービスを「選択」し、「まごころと情熱をもってお客様の生活を豊かにする」ために、平成に引き続き、今まで以上に頑張っていきましょう。
いつもありがとうございます。