【社長日記】余分なもの、足りないもの

一般的に、会社経営をしている人は勉強量が多いという認識をしてもらっています。

もちろん人によって大きな差はあると思いますが、平均と比べたら確かにそんな気はしますね。

 

「成功するための10の法則」

「3年で年商5億円にするための5本の柱」

など、世間にはノウハウ本と言われるものがたくさんあります。

自己満足でない限り、出版社が「このノウハウは売れる!」と判断し商売になると踏んだからこその出版です。

そこには一定以上の信頼があるはずだし、著者は実績があるケースが多い。

また、ネットやテレビ、雑誌にも「成功するための〇〇」、「〇〇の社長を徹底解析」など、確かに詳しく解説をしてくれているように思います。

 

 

カンブリア宮殿を見ていて、最近ウエルシアホールディングスとアイリスオーヤマが特集されていました。

直接や間接的に最近その二社とお付き合いがあり、非常に興味深く、なるほどー!とうなるようなエッセンスが多く参考にしようと思うものばかり。

新しい視点を取り入れてもっと勉強しながら前に進んでいこう!

 

と思った矢先、ふと

 

 

なぜうちはその二社と比べて成長していないのだろう。

 

 

もちろん資本(ヒトモノカネ)が違う、環境が違う、時代が違う、〇〇が違う

数え上げればきりがないどころか、なにひとつとして同じものがないくらいに違う。

または取り上げられていないが部分的にはPreludeの方が成長している部分もあると思う。

 

でも果たしてその違いはどれほどのものなのか。

ウエルシアの池野会長がもし株式会社Preludeの陣頭指揮を執ったら、飛躍的に成長するだろうという確信と悔しさがあります。

では池野会長が考えた経営計画を、本人がやるのとまったく同じように私が実行したらどうなるか。

 

まずうまくいくだろうと思います。

 

 

ただ、やっぱり不安は残る。

 

同じつくり方で作られた機械が、同じアクションをすれば同じ結果が出ます。

おかしな話で池野会長がやっても私がやっても、まったく同じようにやるなら、まったく同じ結果が出そうなものですが、そこが機械と人間の違いなのでしょう。

同じことをするのに結果が違うということは人間に余分なものがある、または足りないものを補う「何か」があるのでしょうね。

 

これほど分析、研究されているのに全ての人がうまくいかないのは、その「何か」が鍵なのでしょうね。

いや、あるいは「何か」だと思うそれ自体が「何か」の正体あるいは一部なのかも。

 

 

それを考えられる時間、機会をつくってくれた社員に感謝し一緒に成長していきたいですね。

第38回定例会の様子

 

いつもありがとうございます。

 

 

おしまい

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代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役

1988年1月7日生まれ 新潟県出身

9歳から1年間父親の仕事でアメリカへ、現地の小学校に放り込まれ英語を習得。

大学受験で2浪するも合格できないことが肌でわかり、逃げるように12月末、友人に誘われ岐阜県、下呂温泉で仲居さんへ。

たくさんの経営者に応援してもらい、お客様に良いものを広げたい、と独立を決意。
メンタルを鍛えるために営業会社に入社、最年少で営業部長へ昇格。
3カ月の海外放浪を経て26歳で独立。

34歳になった現在、会社は9期目に入り社員一丸となって挑戦を続けている。

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