【社長日記】原点へ戻って再確認しないと!?

 こんにちは。

今までタイトルにあまり気を使っていませんでしたが、記事を読むかどうかはほとんどタイトルで決めますよね。

しっかりこだわっていきましょう。

 

さて、私ごとですが、先日祝いの席で私のはじめての修行先であり原点でもある

日本三名泉の1つ、岐阜県の下呂温泉しょうげつ(下呂観光ホテル別館)へ行ってきました。

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地元新潟在住の浪人時代、クリスマス直前、友人に一緒に働かないかと電話で誘われ、受験をすることをやめ翌週岐阜へ。

19歳の時から、2年ちょっと働いていたので当然裏も表も知っています。

その自分が「また行きたい」と思えるのだからすごいなぁと思います。

6年ぶりにいったしょうげつには当時のスタッフもたくさんいて、暖かく迎えてくれました。

休みだったのにわざわざ来てくださった方もおり、感謝です。

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当然はじめての社会人だったので、精一杯頑張っていながらも、壁にぶつかったり、社会常識がなかったり。

そんな時に、しっかり時間をとって話をしてくれたのが女将さんでした。

何かあるたびに女将さんに話をしにいくのですが、その都度女将さんは忙しい中、そんな素振りを見せることもなく1人の社会人として私を扱ってくれました。

そんな金言の中で、当時はわからなかったこと、もちろん今でもわからないこともありますが、しっかり道を示してくれました。

6年ぶりにお会いした女将さんは変わっていないどころかますます強い気を発していて驚きました。

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そしてなんと女将さんは国際女将会の会長に選出されていました

http://www.kankokeizai.com/backnumber/14/06_28/ryokan_hotel.html

いやはや、素晴らしいリーダーシップはみんなが求めているものなのですね。

 

女将さんから学んだものの中で1つ紹介させてください。

懐石料理は7種以上あることが多いのですが、なぜか知っていますでしょうか。

先付から始まり、造り、椀物、焼き物、進め魚、温物などたくさん種類があります。

実はとても深い意味があります。

 

懐石料理の場合は仲居さんが1品ずつ運んできてくれます。

その際に当然ですが、お客様の部屋に襖(ふすま)を開けて出入りします。

つまりお客さんと仲居さんの、対面回数が増えるということです。

昔から人は7回以上対面すると、相手を信頼すると言われているようで、懐石料理もそういった意味から品目が分かれているそうです。

 

社会に出て、作法やマナーを学ぶ機会はとても少なく、またそういうマナーをしっかりわきまえている方も少ないと感じます。

そんな中で、しっかり教育できる大人になっていくことがとても大事です。

うちのスタッフには、皆そういった良識をもってもらうよう心掛けていきます。

 

おしまい

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代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役 鈴木宏尚

代表取締役

1988年1月7日生まれ 新潟県出身

9歳から1年間父親の仕事でアメリカへ、現地の小学校に放り込まれ英語を習得。

大学受験で2浪するも合格できないことが肌でわかり、逃げるように12月末、友人に誘われ岐阜県、下呂温泉で仲居さんへ。

たくさんの経営者に応援してもらい、お客様に良いものを広げたい、と独立を決意。
メンタルを鍛えるために営業会社に入社、最年少で営業部長へ昇格。
3カ月の海外放浪を経て26歳で独立。

34歳になった現在、会社は9期目に入り社員一丸となって挑戦を続けている。

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