どうも私です。
9月はこれでしょうということで。
「君の膵臓をたべたい」を見てきました。
刊行当時、衝撃的なタイトルで話題となった本作。
元はなろう掲載とは知りませんでした……。
さて、本作は主人公の「僕」が偶然クラスメイト「桜良」が膵臓の病気で余命幾ばくもないことを知ることで動き出します。
他人と関わることなく生きてきた主人公は、桜良がもうすぐ死ぬことを知っても「そう……」と無関心。
そんな主人公の態度が桜良の「死ぬ前にやっておきたいこと」に付き合わされながら徐々に変わっていくところがこの作品の醍醐味でもあります。
端から端まで感想を書きたいのは山々ですがネタバレになるので良かった所を数点箇条書きで。
・安易に恋愛に走らない
本編中では一貫して主人公も桜良もどういう関係なの!?って問われた時に恋愛的なスキを否定しています。
お互いに愛してる、とか好き、とかも言ってません。それっぽい空気になることは勿論ありますけどね。
本作のテーマはあくまで悲恋ではなく、生きるとはどういうことか?であることに集中させてくれます。
・桜良がとても可愛かった
特に髪型がコロコロ変わるのが◎。活発系ヒロインは動くと可愛さ倍増。
・君の膵臓をたべたい
いやーこの台詞。主人公の心情の変化を理解した上で聞くとめっちゃエモい。
君の魂は騒がしそうだから嫌だよ、とか言ってたのに主人公お前ーーーーー!!!
そんなわけで少しずつ涼しくなってきた秋。ちょっとセンチメンタルに浸りたい貴方におすすめです。
↓予告編↓