【かっしー日記】「当たり前」に流される多文化

 

どうも皆さまこんにちは。
暑い日が続きますね。柏木です。水がガンガン消費される日々。

 

先日、事務所の最寄り駅にいつもより早く着いてしまい、時間潰しがてら近くのコーヒーショップに立ち寄りました。

ラテとチョコレートケーキをいただき、そろそろ出ようかと思って、トイレに寄ったとき、こんな標識が。

 

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「日本のトイレットペーパーは水に溶けるからそのまま便器に流してね」


普段ならわざわざ見ることなんてない標識なのに、その日は「あれ?」と気にかかったわけです。

普段見る標識って、

 

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(会社最寄り駅にて)

 

 


「使った紙はゴミ箱に捨てずに流してください」

 

こんな風に「いいから言うとおりにしなさい」的な感じ。

だけど僕らには、 

「トイレットペーパーは流すもの」

ていう「常識 」があるから、この表現に違和感とか抵抗は産まれない。


でもよく考えたら、わざわざこの注意書き見る人って、そもそもこの「常識」がないところからやってくる人の方が圧倒的に多い訳です。

 

その意味で、相手の立場に立ち、ちゃんと理由を添えて協力をお願いするトイレの注意書きに、「おお、いいな」と思いました。

そのコーヒーショップは全世界展開してるようなでかいチェーン店なので、「多文化への配慮」という視点も自然と企業風土として持っているんでしょうね。

 

そして僕が「常識」からちょっと抜け出して、この配慮に気付けたのは、

たぶんその数日前に、学生時代の友達と遊んだとき、新婚旅行の話題になって、

「ベトナムのトイレットペーパーって流さないんだよねー」

みたいな会話がほんのすこしあったからかな。


……何故こんな会話になった。


終わり。

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