【ヒロキのお金の小話】iDeCoって何?おでこ?

個人でできる年金対策①

こんにちは、梅田です。

以前、投稿した年金2,000万円問題の続きです。

今回は、前回の記事にも登場した

iDeCo(イデコ)=個人型確定拠出年金

について、お話します。

将来のお金の不安を払しょくできるかも。

そもそも、確定拠出年金制度はアメリカ発祥です。

やはり自助努力の国。年金も自己管理ですね。

日本は最近になって導入されたばかりです。

そもそも、日本の場合は公的年金制度と企業年金制度が充実しており、

個人で年金を作る発想が無い文化。せいぜい、生命保険の個人年金保険くらい。

最近、某大手生命保険会社で問題になっている商品です。

(←ぶっちゃけ、僕も個人年金は販売してました(^^;)


・・・話を戻しますが、

なぜ、日本もそして日本企業も確定拠出年金を導入し始めたのか。

理由は簡単です。

公的年金の不足(←少子高齢化で税収の減少)

確定給付型企業年金の負担軽減

2番目が分かりずらいですね。

実は給付型企業年金と言う制度があります。

こちら、企業が年金を運用し、将来、従業員に支給する企業年金。

ただ、運用に失敗し損失が出た場合、企業側が損失補てんしなければならない。

つまり、企業側にとってはリスクが大きいです。

一方、拠出型年金。従業員に運用を委ねるので、失敗しても企業側は損失補てん

しなくても良い制度。

企業側にしてみれば、給付型よりも拠出型の方が負担軽減が可能。

だから、日本でも確定拠出年金の導入が進んでいます。

個人型確定拠出年金のメリットって?

メリット1.抜群の節税

積立金額すべて「所得控除」の対象で、

所得税・住民税が節税できます。

※20代、年収300万円で掛金23,000円(MAX)の場合、年4万円以上の節税効果

メリット2.利息・運用益が全て非課税

実は、定期預金の利息0.001%にも

なんと20.315%の税金が発生しています。

でも、iDeCoなら非課税。

メリット3.公的年金等控除・退職所得控除の対象

受取る時も所得から控除されるので、

節税になります。

某証券会社でのシュミレーション

【条件】

・24歳から60歳まで

・月23,000円(MAX)を拠出

・年利5%

公的年金が2,000万円不足すると言われますが、

iDeCoで運用すれば、公的年金の問題を解決できる可能性は十分あります。

ただし、あくまでもシュミレーションですので注意。

それから、年利5%を維持するのはちょっとだけ技術が必要。


ちなみに、証券アナリストでPBの資格を持つ知人いわく、

年利4%は、適切な商品を選択し長期保有をすれば最低限の知識で維持できるとのこと。

・適切な商品の最低条件

①手数料0円/運用管理費0.1%台~0.3%台/信託財産留保額0円

②インデックス

③分散し過ぎない分散投資

個人型確定拠出年金のデメリットは?

1.60歳まで引き出せない

あくまで、年金を作る目的の制度だからです。

2.元本割れのリスク

投資信託は株・債券・不動産等で構成されており、

元本割れが発生するリスクがあります。ただし、

金融庁の審査を経て選ばれているので、

他の商品より安全性は高いです。

3.口座開設・維持管理・運用手数料

年2,777円+月167年

※金融機関によっては更に手数料が必要な場合も

リスクを取らないリスク

デメリットを上記で述べましたが、

果たして大きなデメリットでしょうか。

1.60歳まで引き出せない。

むしろしっかり貯められるので、メリットでは?

3.口座開設・維持管理・運用手数料

年間4万円以上の節税効果があるのでむしろ気にならない

問題は、2.元本割れでしょう。

しかし、仮に、1,000万円を2,000万円にするのに今の銀行の金利では

約72,000年(金利0.001%の場合)かかります。

※72の法則

一方、リスクを少しでも取って運用した場合、

利回り 複利
1% 72年
2% 36年
3% 24年
5% 14年

あくまでシュミレーションではありますが、

銀行に預けるより、現実味があるのではないでしょうか?

(←元銀行員が言うのもおかしいですがw)

「金の使い道なんて、本人がよければそれでいい。」by丑嶋 馨『闇金ウシジマくん』

一体、ここまでの話は何だったのかという感じですが、

結局、お金の使い方は、本人が満足する使い方をすれば良いと思ってます。

(←1年間位、様々な人のお金の使い方を見てきた結果)

なので、今回の話は将来のお金に関して、

不安や心配を抱えている人の役に立てば良いかなと思っています。

今を楽しむためにお金を使うと言う考え方も立派な考えだと思うので否定はしません(笑)

ただ、無知より知っている方が絶対良いとは思うので、iDeCoの話をしました。

小話なのに、だいぶ長くなりましたが。

 


次回は、「NISAの話」or「定期預金よりも安全な金融資産の話」をしようかな。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも、明日のお金の使い方に役立つ話を紹介していきます!!

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